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水生植物・ボタンウキクサ

「ウォーターレタス」とも呼ばれる、ボタンウキクサを紹介します。

水面に葉を広げ、水中に根を広げる水草で、レタスのような姿をしています。
葉には、白い産毛のようなものが生えており、水を弾き、溜まらないようになっています。

株が大きくなると、株元から匍匐茎を伸ばし、子株を生じます。
俗に言う無性生殖なのですが、花を咲かせることから有性生殖でも可能。

花については、非常に地味で、葉の隙間に小さく咲かせます。
この植物はサトイモ科の仲間なので、仏炎苞、肉穂花序を付けます。

で、その育て方は・・・。
実は、この植物を育てることができなくなりました。(理由は後述)

ボタンウキクサは、水面で育てられる手軽さのため、広く栽培されていました。
しかし、この植物は繁殖力が凄まじく、早期で水面を覆い尽くすことほど。
これにより、自然界の生態系を脅かす存在となり、世界各国で問題視されています。

ボタンウキクサの一部でも、他の池や水路に流れ込むと、取り返しの付かない事態となります。
前回紹介したホテイアオイ同様、他の動植物を排除し、欲しいままに勢力を伸ばすことから、まさしく侵略的外来種とも呼べるでしょう・・・。
全て駆逐するにしても、わずか一部でも残せば大繁殖するわけですから、大変恐ろしい植物となります。

ゆえに2006年2月、法律により「特定外来生物」に指定され、学術研究などの特別な目的以外での栽培、保管、運搬が禁止となりました。

私自身、ボタンウキクサを育てたことがあります。(法律に定められていない2003年時の話)
ホテイアオイと共に栽培していたのですが、いつの間にか増殖していた時は、嬉しさ反面、妙な不気味さを感じました。
しかしその後、元々飽きっぽい性格の私は、すっかり世話をせずに放置していたんですね。
そして、全滅させてしまったのです・・・。

ちなみにボタンウキクサは、世話をせずとも大きく成長し、次々に繁殖を繰り返すほどの植物。
そう簡単に枯れることはありません。ましてや増殖する身としては、放置されることは絶好のチャンスなわけです。
ところが、私はそれを枯らしてしまった。
結果オーライなわけで、もしこの植物を育て切っていたら、私は処罰されていたところでした・・・。
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水生植物・ホテイアオイ

今回は、水生植物のホテイアオイを紹介します。

ホテイアオイは、池の水面に浮上する水草で、丸く膨らんだ葉柄は浮き袋となっています。
夏になると、大きな青紫の花を咲かせ、果実は水中で成長します。

また、茎から枝を伸ばし、その先端から新しい株を作り出します。
これにより、早期で巨大集団となり、水面を埋め尽くすほどになります。
さらに、この植物は生命力が強く、一部の株が生きていれば、大繁殖します。
実はこれ、自然界に大きな影響を与える要因となっているのです。

ホテイアオイにより、水面が覆い尽くされると、水の流れを滞らせ、自然界の生態系を大いに乱します。
人間にとっても、水上輸送や漁業の妨げになることから、「青い悪魔」として恐れられるほどです。
IUCNの「世界の侵略的外来種ワースト100」にランクインしています。

そんな青い悪魔の育て方。
日当たりの良い場所を好み、風があまり当たらない屋外で育てます。
例によって、手入れなどせずとも成長するので、必要に応じて株を分けます。
ただ、すぐに大きくなり、他の池や水路に流れ込むことがあります。
他の場所で大繁殖してしまう事態に成りかねますので、十分に注意して下さい。

数匹のメダカと一緒に育てることをオススメします。
ホテイアオイの根は、メダカにとって隠れ家や産卵場所として適していますからね。
それに夏場は、ボウフラが湧くこともありますので、それ対策にもなります。

ただこの植物は、寒さだけには弱いため、冬場は「冬越し」させます。
冬越しの方法は、別の鉢を用意し、温かい室内で管理します。
葉が枯れても、暖かい季節になると、芽を出すことが多い。何しろ繁殖力の強い植物ですからね。

基本的に肥料は与えません。
肥料を与えると、爆発的に増殖する恐れがあるからです。
しかし、水替えは適度に行う必要があります。


私が中学生の時、この植物を育てていました。
別段世話をせずとも、株が分かれ増殖し、大きく育っている姿を見た時、妙に恐怖心を抱いたものでした。
花は青紫色で美しいのですが、それが返って不気味でもありましたし・・・。

山野草・テンナンショウ

今回は、サトイモ科テンナンショウ属(ウラシマソウ、マムシグサなど)を紹介します。
テンナンショウ属は、サトイモ科の特徴である「仏炎苞」(花びらの役目)で「花序」(小さな花の密集体)を包み込んだ、非常にユニーク(不気味?)な植物です。
またこの植物は、トウモロコシの形態に似た、赤い果実を付けます。

仏炎苞は、緑や紫色(それぞれ色の度合は異なる)などがあり、また開口部分が開かない種類もいます。
さらには花序が、葉よりも高くなるものからそうでないものまで様々。

テンナンショウの仲間は、約三十種類(酷似しているものばかり)もあり、見分けるのが難しい植物。
ただ、容姿の似た仲間の内、容易に区別できるものも存在します。
例えば「ウラシマソウ」は、仏炎苞から細長いムチのような付属体を、花序の先端から伸ばしていますし(まるでポケモンのウツボット)、「ミミガタテンナンショウ」は、仏炎苞の開口部分が大きくせり出しています。

テンナンショウ属は、有毒植物です。
そのまま食べると胃腸障害や麻痺、嘔吐などを引き起こし、口内で留めると、針で刺されたような痛みを感じるそうです。
しかしながら、乾燥させ毒抜きさえすれば、食用にもなり、薬にもなるそうです。

採取・育て方について。
本州・四国・九州に分布しており、温暖な地方の湿った山野地帯に自生しています。

テンナンショウの内、ウラシマソウは栽培されていますが、マムシグサはあまり一般的ではありません。
しかし育て方に関しては、ウラシマソウと同様の栽培方法で良いのではないかと思います。(同じ仲間ですし)

で育て方は、直射日光を避け、明るい日陰で管理します。(春夏秋冬問わず)
冬の耐寒性はありますので、特に対策する必要はないかと思います。

やや湿り気を好み、水はけの良い土に植えます。(市販の山野用土でOK)
水やりは、土の表面が乾いたら与え、冬場も同様に行います。

植え替え時期は10・11月に行い、増やし方は分球したものを別の植木鉢に。


テンナンショウ属は、一見グロテスクで、かつ毒を持つ植物ですが、そこがまたいいと思いませんか?
一目惚れは、どことなく食虫植物のウツボカズラに似ていることがきっかけとなります。それは、私が中学二年の時でした・・・。

余談ですが、この植物は見た目だけでなく、さらなる面白い特徴があります。
雌雄異株なのですが、栄養状態が良いと、雄株から雌株に性転換する性質を持っています。(逆に栄養が足りなくなると、雌株から雄株になる)
植物の世界も、色々というわけです・・・。

園芸植物・トケイソウ

春から秋にかけて、トケイソウという植物を見たことがありませんか?
個人的には、色鮮やかな虫に見えてしまい、どうしても不気味なイメージがあります・・・。

漢字では「時計草」と書きます。
花びらの内側に、細い糸状(副花冠)が付いた植物で、雌しべを時計針、そして花びらを文字盤に見立てたことで、その名が付きました。

様々な品種が存在しており、日本では「デカロバ」「パッシフローラ」をメインに扱っています。

英名を「パッションフラワー」といい、「キリスト受難の花」という意味があります。
トケイソウ独特の形態から、キリストが磔にされている姿に見立て、そのような名が付けられました。
イエズス会の宣教師たちは、この植物をキリスト教の布教に使っていたそうです。

育て方について。
基本的に、日当たりの良い場所で育てます。
熱帯性の植物だけに、暑さには強く、耐寒性については種によって異なります。

水やりは、春から秋にかけて、表土が乾いてから与えます。
冬場は、水やりの回数を減らし、乾かし気味に管理します。

世話を放置しても、そう簡単に枯れる植物ではありません。
しかしトケイソウは、成長するのが早く、あらゆる箇所にツルを巻き付かせます。(他の植物に負担がかかる)
ゆえに、ツルの誘引と剪定をしなければなりません。

またトケイソウは、種まきと挿し木で増やすことができます。
挿し木の場合、ツルを二、三節ほどで切り(下方の葉は落とす)、固定させた状態で土に挿します。
種類によっては三、四週間ほどで根を張るものがあります。

ちなみに、「パッションフルーツ」の正体は、クダモノトケイソウの果実だったりします。
食用、果汁ジュースとして流通しており、さかんに栽培されているようです。

観葉植物・アンスリウム

今回は、アンスリウム(アンスリューム)について紹介します。
おそらく、学校や銀行などの公共施設で、見かけたことがあるかと思います・・・。

サトイモ科・アンスリウム属で、ハート形の花が特徴的な植物です。
色彩には、ポピュラーな赤色の他に、紫、白、緑の個体があります。(個人的には、紫色がお気に入り)
花言葉は、「煩悩」「飾らない美しさ」「印象深い」など。

ちなみに、ハート形の部分を「仏炎苞ぶつえんほう」といい、突起物を「花序かじょ」と言います。
花序とは、小さな花が凝縮して形を成している状態のことです。(アジサイが分かりやすい例)
要するに、仏炎苞は花びら、花序は花本体の役目を担っているということです。

アンスリウムの育て方。
基本的には、直射日光の当たらない明るい室内で育てます。
(夏場は涼しい場所で、冬場は最低温度10度以上の暖かい場所)

乾燥に弱いため、春・夏は、水を切らさないように注意しなければなりません。ただ、あまりにも水を与え過ぎると、根腐れを起こしますので気を付けて下さい。
逆に冬場は、乾燥気味にし、あまり水を与えないようにします。(二日に一回が最適)

また、高温多湿帯の植物なため、空中湿度を大変好みます。
年間を通じて、霧吹き等で加湿することを忘れずに。

植え替えは、二年に一度(6月~8月中旬頃)の頻度で行います。
植え替えをしないと根詰まりを起こし、枯れる原因になりますので、怠らないようにしましょう。

・・・ざっとこんな感じです。
基本的な世話ができていれば、そうそう枯れることはないと思います。

私は、サトイモ科、コンニャク系の植物に興味を持っています。
食用のものを思い浮かべる人は多いかと思いますが、観葉植物としても人気があります。
一般的な花とは異なる、一見変わった植物には、マニア心をくすぐる独特な魅力がありますよね。
アンスリウムやカラジュームなど、観賞しているだけで気持ちが和みます。

プロフィール

霊睡蓮

名前:霊睡蓮
1989年生まれ/大分県/AB型
コノ怨ミ……晴ラシテミセル……
根に持つ性格で、受けた怨みは一生忘れない。
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