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観葉植物・カラジューム

今回は、サトイモ科・カラジューム属のカラジューム(カラジウム)を紹介したいと思います。
大きな葉と茎のみという容姿は、熱帯植物独特の雰囲気を放っています。
種類によって葉脈には、白や赤など色彩が異なっており、大変美しい観葉植物です。

基本的に、春から夏にかけて美しい葉を茂らせ、秋以降は落葉し休眠に入ります。
いわゆる球根植物と同じ育て方になりますね。
ゆえに、球根状態になり越冬させる場合、室内に取り込み管理しなければなりません。
熱帯植物であるだけに寒さには大変弱く、5度以下になると球根が腐ります。

カラジュームは、日光と水をとても好む植物ですが、やはり与え過ぎると枯れてしまいます。
まず置き場所に関しては、日当たりの良い場所で育てますが、真夏は日差しが強過ぎるため、午前中だけ日の当たるところで管理します。
・・・基本的に、春から夏は半日陰のところで育てると上手くいきます。
ちなみに、室内で育てることもできますが、やはり日光がないと弱々しくなります。(白や赤が付かなくなり、色褪せる)

水やりに関しては、土が乾燥するまで与えないようにします。
受け皿に水が溜まっている場合は、こまめに捨てるようにしましょう。

秋以降は、葉が枯れ始めますが、放置せずにきちんと世話を続けます。
全ての葉が枯れたら、水やりを断ち、最低温度10度以上の暖かい場所で休眠させます。
ちなみに私は、植木鉢(枯葉の部分は茎ごと切り取っている)をビニール袋で包み、押入れにて保管していました。
春になると、押入れから取り出し、通常の水やりをすることで、休眠を解いていました。

しかし私には、三年近く育てていたカラジュームを、枯らしてしまったことがあります。
その大きな原因は、「植え替え」をしなかったことです。
植え替えをしなかったことで、球根が分球化し、かつ傷んだ箇所もあいまって、根詰まりを起こしてしまったわけです。
残念ながら、そのカラジュームを再生させることはできませんでした・・・。
カラジュームを育てる方は、植え替え(時期は5月から6月中旬頃)については決して怠らないようにして下さいね。

ちなみに、カラジュームの増やし方は、前述にある通り分球化しますから、それを別の植木鉢に植え替えることで増やせます。


カラジュームは、個性的で美しい植物なのですが、育てるのがやや難しい観葉植物です。
しかし、植物好きにとっては、それが育て甲斐のある楽しみでもあるわけです。
花言葉「歓喜」は、毎夏大きく茂っている姿を見れば、大変適切な言葉であることが分かりますね。

カラジュームは、今の時期であれば、園芸コーナーに並んでいるはずなので、興味のある方は育ててみてはいかがでしょうか?
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中国三大宦官・鄭和

世間では、『進撃の巨人』が流行っているようですね。
個人的には、「巨人」よりも「宦人」(宦官の別称)の方に興味があるわけですが・・・。

ということで、進撃の宦人こと、鄭和ていわを紹介したいと思います。
中国明王朝の宦官で、本名を「馬三保」と言い、大航海時代を築いた有名な人物です。

鄭和は、雲南出身でムスリム(イスラム教徒)として誕生しました。
明帝国が築かれた時、雲南の地は征伐され、まだ少年だった鄭和は捕虜となります。
そして宦官となり、永楽帝(当時は燕王)に献上されました。

のちに永楽帝が皇位簒奪「靖難の変」を起こし、仕えていた鄭和は、多大なる功績を挙げました。
これが認められ、彼は「鄭」の姓を下賜され、宦官の最高位「太監」が与えられました。

永楽帝は、「明帝国の名を広め、多くの国々と朝貢関係を結ばせる」ことを目的に、イスラム教徒の鄭和(交渉時に都合が良い)を大航海の長として、命じます。

★第一回目
蘇州→ザイトン(現在の泉州)→クイニョン(チャンパ王国)→スマトラ→パレンバン→マラッカ→セイロン→カリカット

この航海により、国交がなかった東南アジアの諸国が、続々と明へと朝貢にやって来るようになりました。

★第二回目
ほとんど同じ航路で、タイ・マジャパヒト王国を経由し、カリカットに到着する。
帰路の途中、セイロン島に漢文・タミル語・ペルシア語の三ヶ国語で書かれた石碑を建てる。

★第三回目
再び同じ航路でカリカットに到達。
帰路のセイロンで、現地の王が鄭和の船に積んである宝物を強奪しようと襲い掛かる。
しかし、鄭和は反撃し、逆に王とその一族を捕らえることに成功する。

★第四回目
第二・三回目と同じ航路でカリカットに到着するが、そこからペルシャ湾のホルムズ王国(ティムール朝)やアラビア半島南のアデン(ラスール朝)などに向かった。
さらに鄭和は、インドから西進し、スリランカからアフリカまで到達する。

★第五回目
本隊はアデンまで到達するが、その分隊はアフリカ大陸東岸のマリンディにまで進む。
この時、珍しい動物を連れ帰っており、特に永楽帝を喜ばせたのはキリンであった。

中国では、聖なる生き物「麒麟」は、皇帝が仁徳ある政治を行い、国が泰平している時に現れるとされていました。
ゆえに、伝説上の麒麟とキリンは容姿が似ていたということもあり、日本ではそのまま「麒麟=キリン」と呼ぶようになりました。

★第六回目
今までとは異なり、朝貢にやって来た各国の使節を送るのが目的。
ゆえに今度もほぼ同じ航路を取っている。

★第七回目
永楽帝は崩御しており、次代の宣徳帝の勅命による。
その分隊は、聖地メッカに到着する。
しかし帰国後、鄭和は静かに息を引き取った。

鄭和の大航海は、ヨーロッパの大航海時代の70年前の出来事であり、非常に高く評価されています。
つまり、世界で初めて大航海をしたのは、中国の宦官だということです。
また、鄭和が訪れた各国でも評判は高く、ジャワ・スマトラ・タイには三宝廟が建てられています。

・・・皆さん、いかがだったでしょうか?
宦官といえば、どうしても負のイメージしかない人も少なくないはず。
しかし、このような偉大なる貢献を行った人物もいることだけは、知っておいて欲しいものです。
中国では、司馬遷・蔡倫・鄭和は宦官の英雄として語られており、大変な人気を誇っています。(中国海軍の練習艦に「鄭和」と名付けられるほど)

ちなみに、なぜ鄭和が大船団の指導者に選ばれたのかと言いますと、どうやら去勢されていることが大きな理由らしいですね。
大航海で最も困ることは性欲処理らしいのですが、鄭和は宦官ですから、その弊害はなかったというわけです。

目玉模様のイモムシ

以前、当ブログで「眼状紋」について、語りましたよね。
その影響もあり、最近気に入った虫などを紹介したいと思います。

皆さんは、「スズメガ」という蛾を見たことがありますか?
三角形の翅を持ち、これを素早く羽ばたかせることにより、時速50km以上で移動する蛾です。
また、ホバリングすることもでき、樹液や花の蜜を吸引することができます。
ホバリングの様子は、大型の蜂やハチドリに間違えられやすく、スズメガであることに気が付かないほどだそうです。

で今回は、成虫のスズメガではなく、幼虫の方に目を向けて欲しいわけです。
たまに街路樹で見かける、大型で不気味なイモムシを見たことがありませんか?
身体に沿って目玉模様が並んでおり、その末端には、アンテナのような突起物(「尾角」と呼ばれる)が付いています。
例えるならば、ポケモンのハブネークみたいな感じでしょうか・・・?

しかしながら、スズメガの幼虫には毒針毛などはありませんから、手で触れても大丈夫です。(当人は迷惑だと思うけれど・・・)

種類によっては、黒色や茶褐色、緑色のものなどが存在しており、同種の幼虫でも同色になるとは限らないそうです。

・・・妙に私は、このイモムシを気に入っています。
特徴的で不気味な容姿ゆえに、おそらく大半の人からは嫌われていると思いますが、私にとっては可愛くて仕方がありません。
スズメガの幼虫は、とても大人しく、刺激を与えると動きを止め、外敵を遣り過ごそうとします。
先程までは元気よく動き回っていただけに、その態度の違いがたまりませんね!

というわけで、Youtubeよりスズメガの幼虫を紹介しておきます。
人によっては、グロテスクですから、閲覧には注意して下さい・・・。
元気なイモムシ君(スズメガの幼虫)
尾角を振りながら行動している様子は、まるで犬や猫が尻尾を振っているようにも見えますね。
定期的に見たくなるほど、癒されています(*´∀`)

スズメガの幼虫以外では、アケビコノハの幼虫なども可愛いと思いますね!
アケビコノハの幼虫は、前部に大きな目玉模様があり、刺激を受けるとその部分を持ち上げ、頭を内側に折り曲げるようにします。
その状態は目玉模様が最も目立つ姿勢であり、威嚇をしているそうです。
ちなみに、このイモムシにも毒はありませんから、触っても安心です。

没・未使用データについて

没データや未使用データって、あるじゃないですか。
それって面白いと思いませんか?

私自身、各種ゲームのバグや改造動画(視聴のみで、改造経験はありません!)が好きなのですが、最近では、開発過程のデータ内容に興味を持っています。
「デバッグメニュー」というものがあり、ゲーム開発者がバグのチェックや修正などを行うために用意された空間です。

この空間は、デバッグを行うためにチェックや修正がしやすいように、ゲームを効率よく調整するための機能が組み込まれているものです。
例えば、アイテムや所持金を任意の数にすることができたり、無敵状態になったり、障害物を無視して進めるなどが挙げられます。

しかるに、これらの機能は、あくまでもバグチェックや修正が目的なため、本来プレイヤーが目にすることはできません。(チェック後は削除されるのが一般的)
ところが、一部のゲームには、例のデバッグメニューが消去されずに残されているものがあります。

ゆえに、データ改造などの方法によっては、実機上から強引にデバッグメニューに入ることができます。(本体やセーブデータに深刻な影響を与える場合がある)

このように、舞台裏である開発作業が残されているわけですから、スタッフたちがどのような思いで制作していたのかを垣間見ることができます。

また、デバッグメニューには、没・未使用データなども残されている場合があり、開発途中で放置されているものもあります。(BGMやSEが適当になっているなど)
今回は、ニコ動よりマリオパーティ(初代)の没データ集を紹介します。
ハドソンの「さめがめ」や「ヨッシーのしたあわせ」など、没ミニゲームが存在していますから、ぜひとも視聴してみて下さい。
マリオパーティ没データ集(ニコ動より)

これを言うと変に思われるかもしれませんが、私はどうもそれらのデータを知ると、怖い・不気味な気持ちになります。
没・未使用データの他であれば、初代ポケモンのバグ集などを見ていると、特にそのような気持ちになります。

・・・どのようなゲームであっても、未使用データは存在していると思います。
とはいえ、大半が公開されずに削除されているものが多いのですが。
私の知っている範囲であれば、N64たまごっちやつきこもりなどには、未使用BGMをゲーム内で聞くことができます。
個人的に、N64たまごっちの没セリフにある「ボードを選ぶのじゃ」(バンゾー博士)が気になる・・・。
つまり、いくつかボードマップが用意されるはずだったことが分かりますね。

さて、ポケモンRSEにも実は未使用BGMが存在しています。
聞いていただければ分かるように、それら全ては金銀のアレンジBGMです。
つまり当初の開発計画では、ED後ホウエンからジョウトに行ける設定があったことが分かります。
(金銀クでは、ED後ジョウトからカントーに行くことができる)
おそらく、ホウエン(九州)とジョウト(近畿)の間に中国・四国地方があるため、そのルートが難しいこともあり、没になったと考えられます。
ポケモンRSE未使用BGM集(ようつべより)

漢字の世界

今回は、『常用字解 第二版』(著:白川静)を紹介します。

中国史に興味ある私は、当然漢字にも傾倒してしまったことは言うまでもありません。
昨年、例によって漢字についてのブログ記事を書いた時、「白川静の『字通』が面白い」(ひださん)というコメントをもらったことがありました。

恥ずかしながら、その言葉を聞くまで、漢字研究の第一人者・白川静という人物を知りませんでした・・・。
それ以降、私は白川静の漢字ワールドに引き込まれたひとりとなりました。
そういった意味でも、ひださんのコメントには、大変感謝しています。

しかしながら、『字通』については、購入するまでには至りませんでした・・・。
それ関係のレビューを見る限り、サイズが大きく、収納する場所に困るらしい。
で、色々と模索した結果、『常用字解 第二版』の方を購入しました。

漢字の成り立ちや語源などが詳細に解説されており、気になっていた漢字を調べてみると、意外な事実を知ったりすることができます。
普段何気なく使用している漢字にも、実は恐ろしい意味があったりと、ますます興味がそそられました。
・・・ただ、一言で言うと「残酷」な語源が多い。

漢字発祥の地は、言わずと知れた古代中国。
中国文化の残虐的な事柄は、当ブログでも断片的に紹介してきましたよね。
支配者と被支配者の関係、残酷な刑罰や拷問、人肉食など、例を挙げればキリがありません。

「幸」という字の語源は「手かせ」から成り立っており、「手錠をかけられた程度の刑で済んだから(幸せである)」という意味があります。
しかし逆に考えると、手錠以外の処分は、果たしていかなることだったのでしょうか。
古代中国の処刑方法は、耳や手足の切断、皮剥ぎ、去勢などがあり、またその他厳しい拷問があったことは、想像できるかと思います。

「暴」「荒」「県」などの漢字から分かるように、人間や動物の死体をないがしろに扱っているものがあったりします。
土中の神を清めるために、人や動物を生き埋めにしてできた「伏」、領域に侵入されないように生首を並べて防塞を作った「道」、目を傷つけられ盲目になった男の奴隷「童」など・・・。

古代中国では、人間の死体や首を呪具として扱い、神や霊を鎮める祭事の道具や御守りにしていたからというから、恐ろしい。
封建制度の名の下に、多くの被支配者たちが、人柱・生贄になっていたことが分かると思います。
ましてや異民族や罪人には・・・、想像するだけでも震え上がりますね。(宦官になった方がマシかもしれない)
犠牲者がいることで、漢字が作成されたのだと意識すると、これ以上にないホラーです・・・。

上記のものは、ほんの一部に過ぎません。
白川静さんは、漢字のほとんどが呪術や儀式に関わっているものが多いと提言しています。
まだまだ、漢字には戦慄するような語源が存在しているということです。(私自身、全漢字に目を通しているわけではありませんが)

白川静の漢字語源シリーズは、手軽に読めるものから本格的なものまで、幅広く出版されています。
漢字を勉強することは即ち、日本語や歴史を深く学べることにも繋がり、深い教養を得ることができると思います。
また、中国史好きな方にとっては、今まで以上に中国が好きになると思います。そう、日本が漢字文化圏で良かったと思えるはず!

漢字の一つひとつに、必ず意味があるというのは、大変面白い。
自分の名前に使用されている漢字を調べてみると、意外な発見ができるかもしれません。
興味のある方は、ぜひとも購入してみてはいかがでしょうか?

余談ですが、ネット上には「本当は怖い漢字の由来」というまとめ記事があります。
気になる方は、「漢字 怖い」でググってみましょう。

プロフィール

霊睡蓮

名前:霊睡蓮
1989年生まれ/大分県/AB型
コノ怨ミ……晴ラシテミセル……
根に持つ性格で、受けた怨みは一生忘れない。
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